タイから日本へ送金する方法

タイから日本への送金方法はいくつかあり、それぞれ手数料や手続きの手間が異なります。以下に主要な方法とそのコストをまとめました。

 1. タイの銀行を利用した国際送金

<銀行窓口での送金>
タイの主要な銀行(バンコク銀行、カシコン銀行、アユタヤ銀行など)では、窓口で国際送金の手続きを行えます。 手数料は銀行や送金額によりますが、一般的に以下の通りです。

[送金手数料] 送金額の0.25%~0.50%程度(最低手数料あり)
[SWIFT手数料] 約400~500バーツ
[その他の費用] 中継銀行や受取銀行で追加手数料が発生する場合があります。

<モバイルアプリからの送金>
各銀行のモバイルアプリを利用して送金することも可能です。 手数料は窓口よりも安く設定されている場合が多いです。 例えば、アユタヤ銀行のアプリ「KMA」を利用した場合、SWIFT手数料は350バーツとなります。

 2. 国際送金サービスを利用

<DeeMoney>
タイ発の国際送金サービスで、専用アプリを通じて日本を含む40カ国以上への送金が可能です。 日本への送金手数料は一律499バーツで、着金までに1~3営業日かかります。

<Wise(旧TransferWise)>
日本からタイへの送金で知られていますが、タイから日本への送金も可能です。 手数料は送金額や為替レートによりますが、銀行よりも有利な場合が多いです。

 3. 現金を持ち帰る

タイでバーツを日本円に両替し、現金を持ち帰る方法です。 この場合、両替手数料や為替レートの差、持ち運びのリスクを考慮する必要があります。 また、一定額以上の現金を持ち出す際には申告が必要です。

 注意点

[為替レート]
送金時の為替レートは各サービスで異なります。 手数料だけでなく、適用される為替レートも比較して総コストを確認することが重要です。

[送金限度額]
各サービスや銀行には1回あたりの送金限度額が設定されています。 高額の送金を希望する場合は、事前に確認してください。

[手続きの簡便さ]
銀行窓口での手続きは時間がかかる場合がありますが、モバイルアプリやオンラインサービスを利用すれば、手軽に送金できます。

各方法にはメリットとデメリットがありますので、ご自身の状況やニーズに合わせて最適な方法を選択してください。