皆さんタイに来られて一番最初に家探しをされると思います。こちらではタイ、特にバンコクでの賃貸事情について、
日本人が初めて住む際に戸惑うポイントやよく見られるトラブル、優良物件の見つけ方、そして賃貸の相場についてまとめてみましょう。
初めての日本人が戸惑うポイント
・エージェントの有無
日本で賃貸物件を契約する際には、一般的にに駅前などにある賃貸不動産(エージェント)を介すため、オーナーと直接取引するケースは
限られますが、タイでは特にコンドミニアムにおいてはオーナーとの直接契約を行うケースがあります。またオーナーによって条件の差が大きいため、
慎重に比較する必要があります。
・言語の壁
タイでの不動産契約は基本的にタイ語、または英語で行われます。専門用語が多く出てくるため、言語の壁が大きな障害となることがあります。
・契約の違い
タイの賃貸契約はデポジット(敷金)として通常2ヶ月分の家賃を支払うのが一般的です。また、契約期間の途中で解約する場合はペナルティが課されることが多いため注意が必要です。
よく見られるトラブル
・敷金の返還問題
退去時に敷金が全額返還されないトラブルが頻発します。小さな傷や損耗が原因で大幅に減額されることも。
・維持管理の問題
管理が行き届いていない物件も少なくなく、害虫の発生や設備の故障が発生しやすいです。事前の確認が重要です。
・隠れた費用
実際の家賃以外にも、共益費や水道光熱費が高額になることがあります。契約前にすべての費用を確認することが大切です。
優良物件の見つけ方
・現地の不動産エージェント利用
言語や文化の違いをサポートしてくれる現地の不動産エージェントの利用がおすすめです。特に日本人向けのサービスを提供しているエージェントは、日本人のニーズを理解しているため、信頼できる物件を紹介してくれます。
<<現地視察>>
可能であれば実際に物件を訪れ、自分の目で確認することが大切です。同時に周辺環境もチェックし、生活の利便性も評価しましょう。
賃貸の相場
バンコクの賃貸市場は地域によって大きく異なりますが、一般的に中心部のモダンなコンドミニアムの場合、月額30,000~、
中心地からBTSで5駅ほど離れたエリアだと月額15,000~が相場となってます。
海外での賃貸探しは選択肢も多くとても大変ですが、皆様が良い物件に巡り合えることを願ってます。