タイでの移動手段といえば、タクシーやトゥクトゥクを思い出す方がいらっしゃるのではないでしょうか。タイに住んでいる人々にとって、電車はとっても便利な移動手段となっています。観光客の方々にとって電車は少し難しいと感じるかもしれません。今回の記事では、タイの電車(BTS)についてご紹介していきます。
<BTSとは>BTSはバンコクの都市をつなぐ高架鉄道です。3つの線が通っていて、多くの地元民と観光客が利用します。
・シーロム線 National Stadium駅 ~ Bang Wa駅 (6 ~ 7分間隔)
・スクンビット線 Khu Khot駅 ~ Kheha駅 (10分間隔)
・ゴールドライン Khlong San駅 ~Krung Thong Buri駅
スクンビット線が最も多く利用される線です。
<BTS料金>
・シーロム線 17THB ~ 47THB
・スクンビット線 17THB ~ 47THB
・ゴールドライン 17THB
<BTS乗り方>
切符 / Rabbit Card(ラビットカード)を購入します
切符の買い方は2つあります。
駅窓口で直接駅員さんから切符を買う。
窓口にて口頭で駅を言えば計算してくれるので、間違えずに切符を購入できます。時間帯、日によって混雑具合が異なるので、空いている場合はこちらを利用するのがいいかもしれません。現金とQRコードの両方で決済可能です。
券売機
改札手前にいくつか並んでいる券売機でも切符は買えます。画面をタップし、行き先を指定します。画面が操作しづらいなという個人的な印象があります。こちらの決済は現金です。(20,50,100THB札のみしか使用できません)
Rabbit Card(ラビットカード)
Rabbit Cardは駅の窓口で購入します。
発行手数料:100THB
初回利用時:最低100THB金額チャージが必要です。
デポジット:必要はありません。
日本のスイカのようなカードです。Rabbit CardはBTSのみで利用可能です。
(バスや地下鉄では利用出来ません。)
One day pass(ワンデイ・パス)
観光客の方向けに、一日乗り放題のOne day pass(ワンデイ・パス)があります。
料金:150THB
期限:購入したその日の23:59まで
最後に、私が個人的にBTS利用時に注意するべきポイントをいくつかご紹介します。
まず、窓口または券売機で買った切符は、乗車駅ではタップ、降車駅では改札に差し込みます。改札の扉は閉まる速度が早いので、焦る必要はありませんが素早く通り抜けてくださいね。
次に、進行方向を間違えないように乗車してください。ホームへ上る階段のそばに、路線図が掲示してあるので、乗車前にチェックすると間違いなく乗れます。乗り換えなどはグーグルマップで検索するのが一番スムーズですよ。
BTS駅直結で大きなショッピングモールがあったりもするので、目的地に合わせてBTSとバイクをうまく活用してバンコクを楽しんでください。