タイのフルーツ②

今回の記事でも、引き続きタイのフルーツについて書いていきたいと思います。

5.パパイヤ

英語で「パパイヤ」タイ語で「マラコー」といいます。

オレンジ色をしたやわらかい果肉が特徴的で、こちらの甘く完熟したパパイヤは果物として食べられます。一方、熟していない硬くて緑色の状態のパパイヤは、野菜として食べられますよ。

パパイヤも独特なにおいを発する果物として知られていて、匂いを軽減するためにライムなどを絞ることもあるそうです。 パパイヤを使った料理として有名なのが、「ソムタム」です。こちらはパパイヤのサラダで、熟す前の青パパイヤを使っています。青パパイヤを千切りにして、ナンプラーや唐辛子で味付けしています。日本人の口にも合うので、好きな食べ物に挙げる方もいます。

6.ポメロ

ポメロはかんきつ類で、日本人の口にもよく合う味です。酸味と甘さのバランスがちょうどよく、プチプチした食感です。

1パック40バーツから購入することが出来るので、身近なフルーツで、スーパーにもよく置かれています。

ポメロはフルーツとしてそのまま食べられることが一般的ですが、サラダとして用いられることもあります。南部地方の料理「カオヤム」や、ピリ辛の「カオヤムソー」が有名です。

8.マンゴスチン

「果物の女王」と呼ばれるマンゴスチン。見た目がかわいらしく、果肉は半透明でライチを連想させます。程よい甘さと酸っぱさが特徴的で、女性に大人気のフルーツです。美白効果もあるといわれていて、観光地ではマンゴスチンの石鹸がお土産として人気のようです。

皮が赤いのが特徴なのですが、この赤味は塗料にも使われるほど強力な着色力で、一度衣服につくとなかなか取れないので、注意が必要です。 皮はやわらかいので、手でむけます。手ごろな価格で手に入るので、試してみてほしいフルーツの一つです。

9.ライチ

赤くてかたい皮の中にある半透明の果肉で有名なライチは、タイの暑季から雨季に変わる時期(5~6月)に旬を迎えます。流通する期間が2〜3週間ほどととても短く、幻のフルーツとも言われています。

ライチにもドリアンと同様、4種類の品種があります。

・ホンホエイ種

もっともスタンダードな品種で、流通しているライチの8割がこの品種だと言われています。

・ゴワンジャオ種

ホンホエイ種よりも果肉と果汁が多く、少しだけ高級です。

・オウヒヤ種

ハートの形をしているのが特徴的で、1kgあたり70バーツ以上する高級品種です。

・ジャカパット種

実は一番大きく、黒っぽい紫で、形もほかの3種とは大きく異なります。最高級な品種です。

以上、タイで有名なフルーツをご紹介しました。タイならではの南国フルーツについて知っていただければと思い、マンゴーやパイナップル、バナナは今回取り上げませんでした。気になるフルーツがあれば、是非試してみてくださいね。