タイで働いたり、移住したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで大きな問題になってくるのが「お部屋探し」ですよね。今回の記事では、タイでお部屋を探したいと考えている方々に向けて、タイでの賃貸事情について情報を発信します。
タイの賃貸市場の多様性
タイの賃貸市場は多様で、バンコク、プーケット、チェンマイなどの主要都市から、ビーチフロントのリゾート地までさまざまな選択肢があります。アパートメント、サービスアパートメント、コンドミニアム、一軒家、別荘、商業用不動産など、さまざまな物件タイプがあり、予算や滞在期間に合わせて選ぶことができます。一般的にタイに長期間住む方々が選ぶ物件タイプはコンドミニアムです。
タイでお部屋を賃貸するメリット
◎柔軟性: 賃貸は滞在期間が柔軟で、数ヶ月から数年まで選択できます。仕事、学業、リタイアメント、または長期休暇など、さまざまな目的でタイにいらした方々にとって好都合ですね。ただし、実際のところ、バンコク市内の賃貸は、1年契約で出されているところがほとんどです。滞在期間に合わせて柔軟に選んだ方がよさそうです。
◎設備: 多くの賃貸物件は家具付きで提供され、キッチン、洗濯機、エアコン、インターネット接続などの基本的な設備が整っています。私は部屋を探すために、約10件ほど内見に行きました。部屋によって設備の充実度はまちまちですが、おおむねすべての部屋に必要最低限の備品がそろっています。部屋によっては、前に住んでいた人たちが置いていったキッチン用具やラック、テーブルがそのまま使えたりします。(もちろんそれらが要らない場合はオーナーに相談し、入居時に撤去してもらうことも可能です。)
◎コミュニティ: アパートメントやコンドミニアムには、共用の施設(プール、ジム、セキュリティサービスなど)が提供され、コミュニティ感覚を楽しむことができます。建物によって設備のクォリティはまちまちではありますが、たいていの建物にはジムとプールがついているので、日本に住むよりリッチな気分が味わえることは間違いなしです。
賃貸契約と費用
賃貸契約は、通常、月々の家賃、デポジット、共益費などで構成されます。デポジットは通常、家賃の1~2か月分で、契約終了時に返金されることが一般的です。共益費には、建物の管理費、ゴミ処理、セキュリティサービスなどが含まれることが多いです。部屋を明け渡すときにきれいにすることで、デポジットがいくら返金されるかが変わります。(日本と同じですね)オーナーさんと連絡を気軽にとれるような関係を築くと、退去時に円満に話が進むそうです。部屋を選ぶときにオーナーさんも検討基準に入れた方が良さそうですね。
物件の探し方
賃貸物件を見つける方法はいくつかあります。不動産エージェントを利用する、ウェブサイトやアプリケーションを活用する、地元の新聞やコミュニティ掲示板をチェックするなどが一般的です。また、現地で直接物件を見学することもおすすめです。
実際、私が活用した不動産エージェントサイトを2つご紹介します。
・Hip Flat
・Connex Property
私は不動産エージェントサイトで物件を探しましたが、中にはフェイスブックから内見予約をする方もいるようです。
注意点と注意事項
○契約書の確認: 契約書をよく読み、家賃の支払い方法、解約条件、デポジットの扱いなどを理解しましょう。タイ人のエージェントの英語力は人によってバラバラです。信頼できるエージェントかどうか、見極めるのが大切です。契約をするときは事前に確認したいことをエージェントに伝えてオーナーに同意を得るなどして、納得のいく契約をしてくださいね。どうしても不安な場合は、日本人の不動産仲介業者を頼るのも一つの手段ですね。
○設備の状態: 物件を見学する際に、設備の状態を確認し、必要な修理や改善がある場合は要求しましょう。特にシャワーの水圧、温度はよく確認してくださいね。
まとめ
タイでの賃貸は、柔軟性、設備、コミュニティ感覚など、多くの魅力があります。しかし、納得のいく物件を見つけるためには時間と注意が必要です。契約書を確認し、物件をよく観察して、急がず焦らず素敵なお部屋を探してくださいね。